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夏本番!なのでしょうか?
暑いですよねぇ。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
夏季休暇でどちらかにお出かけですか?

私はと、また自分の話をすれば、明後日からの夏季休暇はゆっくり本を読んだり映画を見に行くつもり。

話がややこしくなるので、目次をつけますと・・・

? 映画「コクリコ坂」を観て
? キネマ旬報との出会い
? 菊池成孔の文章との出会い
? 神保町との出会い
? この夏の過ごし方

? 映画「コクリコ坂から」を観て
先月、ジブリ映画「コクリコ坂から」を観て参りました。
毎年、年末になるとお約束の様にTVで放送されていた(ような覚えのある)ナウシカやラピュタを観て育ち、夏は「ほたるの墓」で涙を流し、
カラオケの十八番は、もののけ姫の主題歌というジブリっ子(いくつだ!)ですが、宮崎駿の息子、吾朗監督作品は初。
よく調べていないのですが、元ネタは少女漫画なのだとか?
なので、ずいぶんかわいらしい話なのですが、昭和38年の横浜が舞台だとか。
人々の心の中に戦争の名残を残しながらも前向きに毎日を過ごしていて、映画ではそういうことを前面に押し出している訳ではないのですが、さりげなく感じさせます。
今の様になんでも手に入る時代じゃなかったけど、不二家のショートケーキを食べに行くのが嬉しかったり、何でも楽しかった、と戦後生まれの母から聞いたことがありますが、そんなことを思い出させる映画でした。中々よかったな、映画の時代背景を読みたいな・・・と、パンフレットを手にしたら声優の長澤まさみがどうした、とかそんなのばっかりで興味を失い・・・。

? キネマ旬報との出会い
後日の本屋にて、パンフレットで興味を失った私の目の前に現れたのが「キネマ旬報」。表紙に「コクリコ坂から ~なぜ映画は60年代を描くのか」とある。
早速・・・と手に取ったらその後ろに先号のキネ旬の拍子に「2人のヌーヴェル・ヴァーグ ゴダールとトリュフォー」とある。こちらもとりあえず。

? 菊池成孔の文章との出会い
なんとなく、「2人の~」から手にとったら、記事が面白い!特に平井玄と菊池成孔の対談が、超興味深く、面白く、はまってしまいました。
あたりかまわず人に宣伝しまくって、興味ありそうな人に読ませてたら、これ面白かったら菊池成孔の書き物って結構オモシロカッタよ、まずはこれがイインジャナイ?と、
「東京大学のアルバート・アイラー」という本を教えてもらいました。何でも東大での講義録だそうで、JAZZの歴史編とキーワード編の2部構成なのだとか・・・

? 神保町との出会い
近場の本屋で探したらなぜか売り切れだったり(Amazon使えばいいのに)、めぐり合えず神保町のギャラリーの個展を見に行ったついで。
一度ぶらっと案内してもらったことはあり、「出会い」と言うと語弊があるやもしれませんが一人で行くのは初めて。
結局南極、東京堂書店の検索機で探し、3Fへ。
ここの音楽関係の棚は充実しているのではないでしょうか???
というか、数はそう多くないかもしれませんが、他では見つからないようなものがあるような感じ。
こういう出会いがあるから、Amazonじゃなくて本屋で買いたいんだな。

? この夏の過ごし方
・・・ということで、この夏の休みの過ごし方は、山積みになった本と共に過ごし、1回は「二人のヌーヴェル・ヴァーグ」を観に行き、ゴダールとトリュフォー映画を見直す、ということに至る予定なのでした。優雅な休みの過ごし方でございます。(ホント?)

(竹田)

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