使いこなし

スピーカーを置かれている床はどんな素材ですか?

絨毯やフローリングの方が多いと思いますが、スピーカーを設置する上では結構重要な要素となる「床」。
例えばLegatoの1Fを見てみると、石畳です。
しかも、お店の造り上、左側のスピーカーの下は、一部絨毯。
石畳は結構大変。
スパイクをたてても平型足そのままでも、ちょっとウルサめになります。
スピーカーの足の先まで振動しているので、当たる部分が硬い石だったりすれば、ウルサいのは当然なんですよね。
その上、左チャンネルのスピーカーの床が絨毯で右チャンネルは石畳という・・・、スピーカーが置かれる場所の環境も異なるので、左右の音色合わせるのも一手間かけます。
Legatoでは、石畳の直接的影響を受けないように、スピーカーの下にボードを敷きます。
PIEGA下、絨毯の部分にはボードの下に更にコルクを敷き少し硬さを持たせると共に、ボードが絨毯の上で滑ってしまわないようにしています。
こんなことでずいぶん変わるものです。
ちなみに、スピーカーの足下は、木製のボード、大理石、スパイクじか挿し、スパイクマウント・・・などありますが、状況・環境によって変わります。
フローリングのお宅は、ご自宅に穴があくのも困りますが、ボードの上にじか指しか、スパイクマウントなどがよいです。
ちなみにフローリングといっても、床暖房になっているクッション製のある床だと、柔らかく、オーディオをじか置きするのにはあまり向いていないので、スパイクマウントよりはボードがあったほうが安定感が増し、低域がしっかり出ます。
絨毯だと、スパイクマウントは毛足の長さによってはグラグラしてしまう可能性があるので要注意。スパイクじかに挿すか、ボードを使います。
ただし絨毯の上でボードが滑らないようにするのに気を付けたいです。
大理石のボードは、音が華やかになります。ただしボードの上で音が反射する際、少し滑るので、低域がしっかり伸びて安定感があるのは木製ボードだと思います。
ボードの響きでずいぶん音の印象は変わります。
色々変えていくと音は変わります。
投資した分だけ「効果大」と思いたくなるのですが、基本的によい方向に変わるときは、「音圧が上がる(おなじボリュームでも大きく聞こえる)」「S/Nがよくなる(静かになる)」など・・。
これを基準に選ぶと失敗が少ないかもしれません。
でもオーディオは(何事も?)失敗を恐れては自分の求める音は出ないというのも先人の教えですね♪
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