春に新型のKatalyst DACが搭載され、基板をアップグレードされる方が後を絶たないLINN AKURATE DSM。
この辺で、AKURATE DSMの電源の取り回し、接続方法についてもおさらいしておきましょう!
ちなみに、インターコネクト、電源の取り方をトータルで考えないと、効果はありません。
ネットワークプレーヤー兼プリアンプ(DSM): LINN AKURATE DSM Katalyst搭載 (※)
パワーアンプ(POW):LINN AKURATE 4200
※ AKURATEのKatalystアップグレードは、DSM→DSM、DS→DSのほか、DS→DSMへの「コンバート」というサービスもあります。詳しくは<メーカーサイト>を。
●接続方法
・機器間
DSM>>>POWのインターコネクト:RCAアンバランスケーブル
・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用、1本のパワーレールにつなげることを前提とし、
優先順位を
DSM、POWの順にとる。
POWのアースは浮かしてDSMのGRD端子につなぐ。(※)
ハブやルーター、NASはオーディオ機器とは別のパワーレールでとること。
LANケーブルは、LINN JAPANのサイトにもあるように、シールドのないLANケーブルを使うこと。
<LANケーブルのご注意 LINN JAPAN>
また、ハブなども2ピンのものをお勧めします。
今回も、弊店でお勧めしているタップを使用しました。
2ピン・2芯の電源ケーブルに、タップの口は3ピンですが、タップ内のアースバーは外してあります。また、1つ目と2つ目のタップが数珠つなぎになっています。
この、2個数珠つなぎタップで32,400円(税込)。ケーブル部分はSAECのAC3000を使用しています。
ちなみに、上のケースに、例えばモノラルパワーアンプKLIMAX SOLO、AKURATE2200バイアンプなど、パワーアンプが1台以上になった時は、やはりパワーアンプの電源アースはそれぞれ浮かして、DSM(つまりプリアンプ)に戻します。
ちなみに、二つのアースを一つのGRD端子に戻す時も注意が必要。
2本のアース戻しを繋げるより、加工して、途中で2個を一つにまとめて1本で戻す方が、安定します。この二個戻しも店頭でご用意しています。
是非お気軽に、ご相談ください。
(竹田)