午後6時の銀座の空。
夏至から1か月ですから、まだまだ日が長いですね。
こういう空を見ると、小さい頃好きだった手塚治虫漫画の「ユニコ」の西風さんを思い出します。
西風さんがユニコをあっちからこっちへ、こっちから更にもっと遠くへ連れて行って、その度、前の記憶はなくしてしまう。
ユニコは、一角獣で人を幸せにするという能力があって、ユニコを愛してくれた人はその時幸せになるけれど、代わりに、その人はいなくなったあとのユニコの不在をどう感じるんだろうか、、。
子供の時は話の終わりに西風さんが登場すると何とも物悲しい気持ちになったものだけれど、今は、忘れてしまう方と残されたほうのどっちが幸せ、あるいは楽なんだろう・・と思います。
手塚漫画はやはり奥が深いなあ。
(竹田)