冬休みの最終日に友人に誘われ、森美術館へ。展示内容は、「未来と芸術展」。サブタイトルに、AI、ロボット、都市、生命、人は明日どう生きるのか、とあります。
温暖化が進む地球に、様々な建築家が提案する建物や街の作り方。そういえば、都内をぐるっと走れば鏡面になったビルが乱立して、街路樹を枯らすなんていうニュースもやっていました。
実際の肉や魚を使わずに、かわりのものでお寿司を作ったりとか、それも個々のお客さんの味覚に合わせるとか、なんだか目が回りそうな様々の技術。AIの発展も強調されていましたが、まだどんな風に使われるかに関して、真新しい感じはなかったかナ。どうでしょう。
しかし、未来を描く映画に出てくるものが、様々な形で実現化する、もしくは実現化を提案するような感じで、頭も体もついてゆかない感じでしたが、ちょっと立ち止まって考えさせられるような展示でした。
でも、AIに管理されて清潔に整然と暮らすのもいいけれど、今大切にしているようなこと、趣味性の高いものがなくなるのは勘弁だなぁ。
ちなみに、AIを考えるという点では、紅白の美空ひばりの話がありますが、月末のオーディオ哲学宗教談義でも取り上げられる予定です。こちらもぜひチェックしてください!
(竹田)