BLOG

本日、黒崎政男先生と島田裕巳先生の対談「オーディオ哲学宗教談義―オーディオは本当に進化したのか?」の第一回を終えました。

今回のイベントの様子は、出版社の取材も入っていて、ネットで全容が掲載される予定ですので、細かいお話の流れはその記事を待つとして、大変興味深く、面白く、素晴らしい会となりました。

お二方の対談を聴きながら、私もまた宗教的に哲学的に「オーディオ」というもの、「音楽を聴く」ということを考える糸の端っこをつかんだ感じです。
それはきっと追々、このブログにじわっと出てくることになるかと思います。

話が少し脱線しますが、SOUNDCREATEが秋葉原から銀座へ出てきて10年経ちました。
個人的な気持ちなのですが、銀座は子供の頃から両親や祖父母に連れられて遊びにきた街。
秋葉原も良い街ですが、秋葉原のオーディオ的な良い時代を知らない者としては、銀座の方がなじみ深いです。
その銀座で働けることに幸せを感じています。
しかも、「オーディオ」、とても不思議で面白くて素晴らしいものを生業にして。

「オーディオを持つ、買う」という行為は、私には他の買い物と比べて異質なものに感じます。
どんなものでも、突き詰めていけば同じかもしれませんが、オーディオは特に間口が狭い・・というかわかりにくい。

「オーディオ」というものは、値段やテクノロジーだけで語られるのではなく、もっと文化的であるべきだと思います。
(テクノロジーも文化であると思いますが、バックボーンを省いて、言葉や方法だけを強調してしまうと、寄せ付けなくなってしまう。)

そんな中、サウンドクリエイトが今日のようなイベントを銀座という街でできたことは、とても嬉しく誇りに思います。
そして、黒崎先生、島田先生、ご参加いただいたお客様、いつも応援して下さる皆様に改めて感謝の念が堪えません。

子供の頃、銀座に出かけると、大人たちは皆目がキラキラして、ワクワクしていました。
大人が子供のような遊び心を持てる街。

子供だった自分がいずれ銀座で楽しめる何かを見つけた時、自分も大人の仲間入りになる。
年の問題ではなく、遊び心の。

銀座はオトナの遊び場。
これからもLOUNGEでもっともっと遊んで頂けるよう、精進してまいります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

IMG_5071

第2回、3回と続きますが、まずは今回のイベントを終えて・・
サウンドクリエイトレガート 店長  竹田響子

 

コメントは利用できません。