オーディオ評論家の山本浩司先生にいらしていただいてのLINN EXAKT サラウンドイベント、無事終了しました!
今日のような雨の中でもいらしていただいたお客様、1日に2回の講演というハードスケジュールをこなして頂いた山本先生に、一同感謝の気持ちでいっぱいです!
考え方はそれぞれなのですが、個人的に「サラウンド」にはアレルギー反応を起こしていました。
映画は大好き。ライブビデオも素晴らしいものたくさん。
でも、自宅でシアターと想像してみた時に、機能の多すぎる&大きくてお洒落心の感じられないAVアンプ、そこからドュワーッと吹き出るような配線の数々。
それを自分の家の狭いワンルームの中に置くことが全く実感として得られないからだと思います。
また、実家のリビングにと思っても、操作が多すぎて、両親には操作が無理でしょう。
そんなことから、サラウンドではなく、2chシアター、リビングシアター、とにかく5chにスピーカーの予算を使うなら、2chに注力して良い音に・・・と考えます。
しかし、そんな考えを覆すほど、素晴らしい世界があることを知らしめてくれたのがこのEXAKT サラウンド。
確かにコストはかかります。
でもMAJIK DSMとパッシブスピーカーを持っていたら、それにEXAKTスピーカー2本(例えばSeries5 520)を追加する・・というのは、長期的に考えれば、全くもって手の届かないことでもなく、しかもシンプル&スタイリッシュ。そして、何より音が良い!
山本先生がお持ちになられた、ドリームガールズやSing、La La Land、音楽コンテンツのCrossRoads、カティア・ブニアティシビリがソリストの、リストのピアノ協奏曲、フィガロのオペラなどなど・・
これらを見たり聞いたりしていると、あぁやっぱり映画も音楽も好きだなぁと。
そして、良さが出るもので鑑賞すれば、こんなに素晴らしい体験ができるのだなぁと思った次第です。
1月にスコットランドへ行ったときに、LINNのスタッフが、
自分たちはお客様のニーズに応えるというより、どんな面白いことができるかを常に考えている、出ないと新しいものは生まれないと言っていました。
また、先生のお話にもありましたが、LINNの創業者アイバー、そして息子の社長であるギラードは、リスナーと音楽の間に、失われてしまう信号のロスをできうる限り減らしていきたいと考えています。
単に面白いだけではだめ、単に音がいいだけでもだめ。
LINNはそれをやっていっているのだと思います。
人は贅沢な生き物です。
使えば使うほど、知れば知るほど欲求は生まれます。
でもそれが生きるってこと!?
そんな1時間半かける2回の、EXAKTサラウンドの愉悦でした。
実は11月11日、12月9日にも山本先生をお招きしてイベントを計画しています。
詳細は改めてご案内いたしますが、11月は、MAJIKDSMでのパッシブ+EXAKTスピーカーのサラウンドが有力候補!
是非お楽しみに!!!