あ!っという間に寒くなりました。秋短し。短い秋を堪能するには、やはり食ですかね。

いきなりあまり美しくないお爺さんの手元で失礼致しますが、我が家(実家)では、爺さん(父)が栗を剥き、婆さん(母)が米を炊く。それが恒例の秋の食です。
几帳面な父の栗剥きと大雑把な母の料理に育てられた私は、オーディオでも几帳面さと大雑把さの両方を持ち合わせておりまして、ハンダは上手にできないが、音のセッティングには中々細かくてうるさいの。です。
オーディオは出来上がった栗ご飯のように、最終的に食べる人が美味しければ、聞く人が気持ちよく聞ければそれで良いのです。
美味しく聞いてもらうために、そのために、私たちは居て、機械が良くなればなるほど、気をつけなければ性能の20%も出ない場合と、要点さえ抑えていれば120%出せて、これ以外何もいらないという世界を作れます。
そんなことをもっともっと、分かりやすくしていきたいな、と、今年も栗ご飯を食べながら思った次第でございます。
(竹田)
写真載せるならもう少し器、気取ればよかったな、、。










