ここのところPIEGA COAX811とかLINN 360Passiveとかの低音の解像度がすごくて、クラシックの大編成がめちゃくちゃ、それはもうめちゃんこ面白いのです。
ボーっとした私の耳でも、今の、弦のピッチカートの上に重なってきたこの楽器、こんな風に聞こえるの!?なんで発見が多々あるのですが、いま、最大のジレンマは、「楽器の音がわからない」こと。装置の方で楽器の聴き分けができるようになったいま、「ここって!」という感動は込み上げるものの、それを言語化できないことに大変なジレンマを覚えております。
音楽用語の本を見たって、youtubeと睨めっこしても、楽器の本を見たところで、楽器の音が自分の中でわかってないと、映像でもあれ?今のはこっちなの?あっちなの?という感じで、ホントに音楽どころじゃなくなっちゃうのです。
知りたい!!
クラリネットとオーボエとファゴット、まずはそこから。とても恥ずかしいことを言っているのは知っていますが、それを当たり前な感じにしてるからこの楽しい門が狭くなっているとも私は思うのです。
だって、クラシック音楽だってジャズだって、そこそこのオーディオがなくちゃ、面白さがわからなかったし、面白くなってきてからは音楽の授業もなかったですもの。。
とにかく私はいま猛烈に楽器の音を自分の中に落とし込みたい。それは音楽と共に。
ということで、これは今年後半からのテーマになりそうです。
それにしても、20年もこの仕事しててつくづく音楽ど素人よね、、、。
(竹田)
この空の色だって正確に言い表せる人がどれだけいるだろうか、という話と同じじゃないけどちょっと近いと思う。まずは楽器の音がパーフェクトに言えたらまたそこから世界が広がるから。言葉は私たちを先に先に進ませたり深く掘り下げたりしてくれますが、日本語というのは、これまた言葉の豊かな言語ですもの。