スピーカーのセッティング、前後位置やふりの角度が決まったら、足もとのガタをとってスピーカーもカッチリ設置。セッティング終了!
・・・と安心する前に、スピーカーの「水平」はとれていますか?
見た目にまっすぐに見えても、水準器で測ってみると意外と前のめりだったり、後ろが低かったり、右肩下がりだったり・・・。
それは、大した傾きでなかったとしても、一度水平をとって設置してみると・・・
あれれ、不思議。整然として、とても静かになり、滲みや歪みっぽさがなくなるんです。
もちろんスピーカーによっても、効果の大きさはそれぞれだと思いますが、悪い方向に行くことはまずありません。
それもそうです。スピーカー自体、正確に作られているのですから!
ご自宅のシステム、そういえば・・・と思ったら是非一度お試しになられて見てください。
※ちなみに、アナログプレーヤーは水平がきちんと取れていることが必須条件!
水準器は、ホームセンターや東急HANDSに行くと、上の写真のようなしっかりしたあものから、小さい手軽なものまでいろいろありますが、小さいもので充分です。
スパイクの場合は、上のような工具が必要になる場合もありますが、平型足やキャスター、TANNOYなど大型スピーカーで木製の脚部などの場合は、革などを挟むとよいです。
あまりに高さが必要な場合は、10円玉と革を一緒に使ったり・・・。
水平も重要ですが、何よりも大切なのは足もと「カッチリ」です。
使いこなし