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こんにちは。白川です。
約1ヶ月ほど更新が止まってしまい、申し訳ございません。
本日は音楽勉強ノートのコーナーです。

こちらのコーナーでは、まだ音楽の知識に乏しい私が勉強するために、
お店の中にあるLP盤の中から聴いたものをご紹介させていただきます。
Instagramではスタッフの聴いた楽曲も紹介していますのでそちらも是非ご覧ください

弊店で販売中のレコードもどんどんご紹介させていただきますが、
非売品の場合でもLP12を使ってご試聴いただくことは可能ですので、ぜひお声がけください。

本日のレコードは
Glen Gouldより「Gould Plays Bach/Piano Concertos」です。

(弊店で取り扱いのある富士レコードさんのレコードで、1800円で販売中。)

今回は初めてのクラシックです。

しかし、今までクラシックの音楽を聴いてこなかったため、
ブログタイトル通り、私が音楽を勉強するためだけのノートのようになってしまうかもしれません。
そのような出来だったら申し訳ございません。ご容赦ください。

ということで前置きが長くなりましたが、本題に入ろうと思います。

皆様はご存知でしょうが、クラシックには作曲された時代に応じて、
大きくバロック、古典派、ロマン派、近現代の4つに分けられます。
(ここまでは学校の音楽で履修済み)

そこで、年代の古いものから追って行こうと思い、
今回はバロック時代に生きた音楽の父、バッハのピアノ協奏曲を選びました。

そしてグレン・グールドの演奏をレコードで、エレーヌ・グリモーの演奏をストリーミングで、
聴き比べをしながら、観賞しました。

今までクラシックの楽曲は、誰が演奏しようと、誰が指揮をとっていようと、
結局は同じ楽曲なのだから、大きな違いはないだろうと思っていました。

しかし、いざ聴き比べてみるとひとえに『バッハのピアノ協奏曲』といっても、
指揮者や演奏者が違うだけで、全く違う色を見せてくれました。
誰の演奏が正解ということはないのでしょうが、各々の好みがあり、お客様がご試聴の際に仰っている、
◯◯(演奏者、指揮者)の◯◯(クラシックの楽曲)という意味がわかりました。

今回で言うとエレーヌ・グリモーの演奏はとてもパワフルで力強い印象がありながら、
とても厳かで、堅牢な教会で演奏されているようでした。

一方、グレン・グールドの演奏はもっと自由で繊細なタッチをしていて、
音楽の中にいる状況を彼自身が一番楽しんでいるように聞こえました。

そのような違いを注視し、色々な指揮者や演奏者の演奏を聴き、お気に入りの演奏に出会えるように、
これからも勉強を続けて行こうと思えました。

(白川)

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