日本には四季があります。
寒い冬が明け春には暖かい風が吹き桜が咲く。
若葉が芽吹き紫陽花が咲き梅雨明けと共に夏がくる。
蝉の声をバックミュージック!?に向日葵が日差しをたくさんあびて元気に咲く。
赤とんぼが飛び始めたと思い、気付けばススキ見頃になって綺麗な十五夜の月と食欲の秋!
紅葉で山が彩り落ち葉が散れば、風が冷たく空気が澄んで遠くまでの景色が綺麗に見え時には雪化粧。
暑い!寒い。。。と色々感じますが四季は楽しく、移り変わる自然の景色は目を楽しませてくれます。
四季があるから日本人は微妙な色を敏感に感じることが出来ると言われます。
弊社にて取扱を始めた「FARHADIAN:ファーハディアン」のギャッベ。
イラン南西部の遊牧民の人たちにて天然染料用い24時間以上大きな釜を用い伝統的な方法で染められます。
先日、新たなギャッベの入荷に先立ち染め糸のサンプルが届きました。
茶色はクルミの殻と木の皮で、黄色はザクロやジャシール、赤はアカネ、青はケレンデやインディゴを使って羊毛を染めます。
染める際は水分も含んでますので乾燥した色を長年の”感”にて想定し染め上げます。
届いたサンプルを見ながら日本より遠く離れたイラン南西部の遊牧民のカシュガイ族、ロリ族の人達はどんな景色を見ながら過ごしてきたのかな?
とふと思いました。
音楽は耳で、身体で、心で感じますが、目で、心で感じる色の世界。
今から次に届くギャッベが楽しみです!!
届きましたら改めてご紹介させて頂きます!