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「これ中々良い」と、社長が手にしていたインターコネクトケーブル。
代理店さんから借りたんだけど、結構イイよ。2階でも使ってみて。

もともと高級ケーブルにややアレルギー気味のワタクシ。
オーディオはなんでも変わるんだからケーブルで変わるのは当然。
正直、アンプやプレーヤーより高いケーブルも何だか嫌だし、高級ケーブルの存在が「オーディオ」ということから普通の感覚の人たちを遠ざけているんじゃないかと危惧している・・という一面もありますが、そんなことよりも、ケーブルで変わり過ぎて元の機器の魅力が半減されている・・・場面に直面するのが嫌なのです。
(敬愛する寺島靖国さんとはいつも意見を戦わせるところ(笑))
もちろん、吟味して機器や聴かれている音楽ととっても良い組み合わせで鳴らしていらっしゃる方はたくさんいらっしゃるので、全否定ではないのですが、闇雲なケーブル選びは危険・・ということなのであしからず。

前置きが長くなりましたが、そういう私でしたが、なぜこの表題のSwiss Cablesに興味を持ったかというと、このケーブル軽いのです。

持ってビックリ。フワフワ・・という感じくらい軽い。
端子には金属を使わずウォールナットのプラグ。これにも興味。
直径1.5㎝くらいの太さですが、ほんっとに軽いので取り回しもしやすい。
端子もケーブルも重くて、テンションがかかるケーブルは、その抑制感というかプレッシャーが音に加わって、音に重さが出るのがあんまり好みじゃないのです。

急に興味が湧いてきて、普段使用しているLINNのSI12(通称シルバーインタコ)と比較してみました!

まず、変な癖がない。
自然。機械の邪魔をしない。
音自体の奥行きが出る。粒立ちというのが良いのかもしれませんが、その粒が硬くないというか、空気を含んでいる感じ。
そのせいか空間感が良く出る。
味わい深い。
とても丁寧に演奏されているように感じられる、タメが出ているのかもしれないのですが、そのタメもわざとらしくないのですごく自然。
それで値段を聞いたら1mペアで45.1万円税込というので、少しズッコケましたが、いや、高級ケーブルを渡り歩かれている方、もしくは「コレ!」という高級ケーブルをお探しの方には、是非一度聞いてみていただくのが良いと思います。

ちなみに、ラインアップがいくつかあり、これはDiamondという一番高いラインで、この下に更に3つのラインアップがあります。
いずれも1mの場合、12.65万円、19,8万円、29,7万円。
これ下のモデルも是非聞いてみたいものです。
公式ホームページ
(竹田)

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