弊店でも取り扱いのあるデンマーク家具、Scandinavian Livingのフラッグシップストア&ショールームが、表参道・骨董通りにオープンしました。
これまでは、白金台で販売店向けのショールームだったのですが、どなたでも気軽に立ち寄ることができるようになりました。
ウェグナーのベアチェア、現行品のモデルPP Mobler PP19(ヴィンテージ品はAp Stolenの工房によるもので、AP19というモデル名になる。)や、ケネディが大統領になるのに一躍買った(?)ともいわれる The Chair PP501/503、ウェグナーのダイニングチェアの名作数々、ボーエ・モ―エンセンのスパニッシュチェア、、、などなどを扱っているのが、Scandinavian Living。
昨日オープンセレモニーに顔を出してきましたが、とーーーーっても広く、展示数も多いので、楽しめます。
シレっと置かれるPP502 Swivel Chair。これも素晴らしい椅子。(価格もちょっとすごい)
ご一緒したヴィンテージのデンマーク家具専門のKAMADAさんによると、このキャスターも2世代目と同じ形状にしているとか。
バックフレーム(背もたれ背面)のネジがマイナスネジになっていることにも注目されていました。
ヴィンテージスピーカーでも当時のマイナスネジが付いているかどうかを見たりしますが、家具も同じなのですね。
現行品でマイナスネジを敢えて使い、キャスターも古い仕様に戻すのは、作り手としてもオリジナル志向・・というか、そうした細かい点にもこだわるようになってきているのでしょうか?
ちなみにパパベア、PP19は、以前銀座5丁目にも展示していましたが、当時に比べると、バックレストのクッションが固めになり、全体的にフレームも以前よりやや華奢になったような。。
(自分が大きくなったわけではないと信じたい)
ヴィンテージのAP19のフレームは、これより更に小ぶりになります。
(弊店2階に展示しているベアチェアはAP19)
憧れのハリヤードチェアPP225もありました。
ウェグナーが家族とデンマークの港町・オーフスで休暇を過ごしているときに、思いついて起こしたデザインだと何かで読みました。
私はこの椅子を手にするのが夢!
この椅子を持つには、空間的な余裕、心の余裕(あと経済的余裕も・・)がないと中々持てる感じではないですが、これに寝そべって本を読む午後・・。脇にはベアチェアがあって・・・そんな78歳でありたいですね。
(この写真は良さが出ていないですが、ウェグナー、ハリヤードで検索すると素敵な写真が色々あります)
表参道に行かれたら是非立ち寄ってみられてください。
気になられた椅子は弊店で・・・。(←ちゃっかり)
Scandinavian Living
定休日:水曜日
営業時間 11時―19時
〒107-0062東京都港区
南青山 5-4-40 A-FLAG骨董通り1F
(竹田)