先日、DSを流していたら、たまたまシナトラのタグ情報の作曲家タグが入っていたソフトがあり、「そっか、これガーシュインだったね。あ、これジミー・ヴァン・ヒューゼンだったの。」等と見ていたら、自分の好きな曲って誰の作曲のものが多いのか?と気になりだし、書き出してみる・・・。
分からないのはネットサーフィンで作曲家検索しているうちに、Fly me to the moonに行きつきました。
そういえば、この曲って・・・。
初めて聴いたのはブレンダ・リーだったけど、しっくりきたのはシナトラで一番聴いている。
これって元々は誰が・・・?
今の便利な世の中ではWIKIPEDIAというものですぐに検索が出来ます。
オリジナルも作曲者もすぐにわかりましたが、何より興味深かったのは・・・
この曲、実はシナトラで大ヒットしたのだそうですが、シナトラが歌った頃、アメリカでは丁度アポロ計画が進行中で、人類が初めて月に行くかもしれないという時代背景とものすごくマッチして爆発的に売れたとか。
しかもアポロにもシナトラが歌ったFly me to the moonが持ちこまれ、月に初めて持ち込まれた曲の1つだったのだそうです。
数年前に漫画発のドラマ「のだめカンタービレ」でクラシックが大盛り上がりしました。
サウンドクリエイトでも、ベートーヴェン7番やラフマニノフのピアノ協奏曲2番、ブラームス1番などのリクエストが多かったように思います。
今まで聴いてなかったけれど、聴いたら・・・という声も多く聞きました。
音楽が何かと化学反応をして昔の曲が今大ヒットというのは、コマーシャルなんかでもよくあります。
そういう時代と音楽の絡みって、知るともっと好きになったり、音楽を通してその時代のことが妙に身近に感じられたり、します。
音楽って、決して作詞家・作曲家だけのものではなくて、かと言って歌われた人演奏された人だけのものでもなくて、聴き手がいて、とにかく色々な人の思いや時間が一瞬にして蘇る短い時間・・・みたいなもので、あ~とても素敵だな。と。改めて言うのも変ですが・・・。
(竹田)