かれこれ5年前にLINN MAJIK DSをお納めしたお客様からお便り。
昨今の状況から、書斎でお仕事をしながら聴くことが増えた、というのも一つとして、せっかく設えたリビングでは、家族もいるので、自分の聞きたいものが聞きたいように聞かないとのこと。(なるほど!)
丹念にリッピングした3,4TBに収められた音楽ファイルを活かして聴きたいが、書斎のPCにUSBで繋いだAKTIVスピーカーで、イマイチ使い勝手も悪い、、。
そこで話に上がったのがLINN Series3。
AKTIVスピーカーどころか、ネットワークプレーヤーの機能も備えてしまっています。
ということは、つまり、音源さえあれば、なのです。
しかもモノラルで使うことができるので、1本あれば。
そして、Wi-Fi接続、Bluetooth接続が可能なので、電源さえあれば。
お客様のお宅はネットワーク環境も、音源も揃っているので、スピーカーを電源に繋いで、Wi-Fi接続の設定をするだけ。
ハイ、完了!
でも、それでは私も何もしないで申し訳ない…というか、私の存在意義って!?みたいな(大袈裟)感じなので、やれることを探します。
そう、アカウントオプティマイズ!
お客様は、スピーカー301を1本、こんな風にデスクの背中に置かれているので、スピーカー位置、リスニングポイントをこんな風に設定して、オプティマイズをしました。
計算値を読み込ませると、座っていらっしゃる位置から響きの感じが変わります。響きすぎて中高域を滲ませているのが、クリアになり、上も下も伸びる感じ。
図の星の位置にしても音はお部屋に広がって良さそう。扉の位置などから今回の位置がまずは良いかなということになりましたが、電源を差し替えて置き場所を変えてみるだけなので、セッティングの自由度が高いのもモノラルの良いところ。
ペアスピーカーの302を付け足せばステレオにもなるけれど、これは1本で充分かもね、快適になりました!
音質、操作性、スペース問題、見事クリアでございます!
(竹田)