使いこなし

しつこいようですが、スピーカーベースの話。

先日MAJIK109などのごく一般的なブックシェルフ用にボードを作成いたしました。
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※付き板はブラックウォ-ルナットで、写真は素の状態。
一度オイルをかけるとMAJIK109のウォールナットに色が近くなりますが、側面は積層の白っぽいまま。
109を以前納品させて頂いたお客様から驚きの声が届きました。
とにかくその言葉通り「驚きほど変わった」とのこと。
変化には奥様も実感されたようで、ご一緒に驚かれたそう。
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お納め後、ボードは絶対必須と思い、109のサイズに合ったものを作るよう承って1ヶ月くらいが過ぎてしまったのですが、その間「全体的に籠っている感じで、透明感が感じられなかった」。
それが、ボードを設置すると、「音が前面に押し出される感じで、表現力か明らかに豊か」で「ボーカルがよく聴こえるようになった」!!
低音がしっかり伸びることによって、高域も伸びるし、痩せたり薄くならず厚みのある中域が得られるのですが(※)、お客様も「意外に全域がはっきりとクリアになったのが驚き」とのことでした。
※ もちろんスピーカーの善し悪しはありますが、MAJIK109は丁寧な作りのスピーカーだからきとんとやれば、それだけ応えてくれます。
ちなみに、このボード1枚で上に書いたような改善があったので、ハイレゾに頼らなくてもCDのリッピングした音源でも不満なく楽しめるとのこと。
写真はお客様かお送り下さったもの。
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本棚にTANNOY ⅢLZを収めている方からも、「あれすごい」と2回にわたりコメントを頂きました。

お納めしたときは人が大勢居たのでじっくり試聴されませんでしたが、いざ一人で聴いてみると、「音が生き生きして、品がある」とのこと。
品の良さはシステムの持ち味もありますが、それだけシステムの良さがしっかり発揮されてきだしたということなのですね。
当ブログで見ても半信半疑だったご様子ですが、最近はお店の音が「いい」と感じられた時は「このボードがきいてんのかな?」と言われるように。
ボードだけで音は鳴らないので、あしからず・・・。
このボード、どうも店頭よりご自宅のほうが効果のほどが大きいようです笑。
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