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弊店で、よくアースのことをブログに載せているので、時々お問い合わせをいただきます。
アースについて、接続については説明がなかなか難しく、筆が進みません。
というのも、ネットワークと同じで、つなぐ機器同士によって様々な接続があるので、どんな場合でもこれ一つで・・というわけにいかないのです。
そうはいっても、いくつかのケースしかなく、それを応用していけばよいことなのですが、説明がナカナカ難しい・・。

そこで、ご質問頂いて「これびっくり!変わったよ!」というケースを、ぼちぼち上げていこうと思います。

<例1>
Y様のシステム
プレーヤー(CDP):Pioneer PD-T04
プリメインアンプ(INT):Accuphase E308

●接続方法
・機器間
CDP>>>INTのインターコネクト:SAEC SL1980シールド切ケーブル
・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用、1本のパワーレールにつなげることを前提とし、
優先順位を
INT、CDPの順にとる。(機器間のアースは接続しない。)

<お客様の声>
初めにシールド切ケーブルだけお求めいただいたお客様。
なんか変わったんですけど、まあこんなもんかなという感じ。とのこと。
電源の接続も変えていただいているか確認し試してもらうと、
「すごい変わりました!こんなに違うもんなんですね!ベールがなくなって、低音が変わりました!」
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<例2>
T様のシステム
プレーヤー(CDP):Luxmann CDプレーヤー
プリアンプ(PRE):LINN AKURATE KONTROL/K
パワーアンプ(POW):LINN MAJIK I(LK・黒箱時代のものでプリメインアンプ。これをパワーアンプとして使用)

●接続方法
・機器間
CDP>>>PREのインターコネクト:アンバランスケーブル(RCA)
PRE>>>POWのインターコネクト:アンバランスケーブル(RCA)
・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用、1本のパワーレールにつなげることを前提とし、
優先順位を
PRE、CDP、POWの順にとる。
POWの電源アースを浮かしたものを、PREのシャーシに接地する。
この場合はグラウンド(GRD)端子があるから、それに接続。

<お客様の声>
効き目ありましたよ!すごく変わった!
低音がね、よくなってね!すごいね、違うもんだね!
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<本日の重要箇所 その1>
例1であげた「シールド切ケーブル」は、SAEC SL1980や廃盤になってしまったNuForce IC700Rシリーズ。
2芯シールドの線に、RCA端子がついていて、片側がシールドが切れていて、片側が全部つながっています。(NuForceもSAECも文字の先がシールドが切れている作り)
大抵の場合、プリアンプに全部つながっている方をつなげるので、文字の方向を逆に接続することもあります。
例えば、↓のような感じ。
【CDP】=SAEC=【PRE】=CEAS=【POW】
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<本日の重要箇所 その2>
接続については、「シールド切」ケーブルを使えばOK、アース戻しをつなげればいい・・というものではありません。
システム全体において、正しい接続をする必要があります。

例えば電源タップ。
これは2ピンで2芯でなくてはなりません
アースが落ちていなくて3芯だと、浮いている1本がアンテナになってしまうからです。
また、3ピンで挿せるタップの中はアースのバーが通っていて、機器を挿せば挿すほどアースループが起こってきます。
例えば2ピン3ピン変換プラグでアースを浮かしたとしても、タップの中のアースバーはこれもまたアンテナとなります。
2ピン2芯のタップというと、家庭用コンセントタップか、3ピンで挿せるけど中のアースバーを外したものなどを自作するしかありません。
店頭で使用しているのが、アメリカン電機のものになります。

しかし、あくまでも、電源のとりかたとインターコネクトケーブルの接続、どちらも合わせてやらなければ効果が出ないことを強くお伝えさせていただきます。

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