ケーブルが変わると音はもちろん変わります。
ケーブルを変えていく時、価格面から見て、高いものからグレードを下げようとすることって、心情的にあまりないですよね。
ところが・・・
これについて、Legatoでの体験談を・・・。
Legato2Fにて、MAJIK DS-IでAnthony Gallo Reference3.5をドライブしております。
使用しているケーブルはLINNのK200。
(K200とは、通称で、LINNのバイワイヤケーブルK400を半分にさいて、シングルワイヤで使用しています。K400同様、その下のK20やK10に比べて力感が出るのと、情報量が多くなるので使用中)
本日のGallo Reference3.5は、悪くはないのですが音がちょっと重ため。
昨日のブログでも書きましたが、もちろん湿度や気温の影響もあると思います。
でも悪くは無い。好みの問題もあるかもしれない・・・。
でも、やっぱり・・・。
ギターの弦は「ブイ~ン」、太鼓はハリもあっていいのですが、ずっしりとした感じ。
重低音がきいている感じでよいのですが、このReference3.5の素晴らしい「空気感」が感じられないような・・・。
そこで、以前のクリエイト本店での経験や、「強すぎる時は力を抜いてあげるのも必要」というアドバイスを思い出し、このK200から1つグレードを落とし、K20に変更。
すると、ギターも太鼓もスッと抜けて、空気感も復活。
ボーカルは滑らかで、音に押しつけがましさがなくなりました!
なるほど、時にはダウングレードも必要!
これは、2種類持って、日によってシステムによって使いこなしがよいかも・・・と思ったのでした。
ちなみに、そうした意味で、LINNのK20というスピーカーケーブルは、帯域バランスや音色様々な面において、とても優れたケーブル。
ケーブルをアップグレードしていく内に分からなくなったらK20に戻ったほうがいい、という方もいらっしゃるくらいです。
是非、お試しを。そしてお持ちの方は使われなくなっても、是非お手元に保管されてください・・・。
LINN K20 ¥1,575/m 切り売り
LINN バナナプラグ ¥1,050/1個
使いこなし