Tannoy Corner York (タンノイ コーナーヨーク)、
Monitor Red(モニターレッド)搭載 英国オリジナルキャビネット納品しました。
タンノイのヴィンテージスピーカーをお探しだったA様。
当店のホームページをご覧になられて初めてご来店いただいたときに移動したてのコーナーヨーク オリジナルをご試聴いただき、一期一会のご縁となりご購入頂きました。
早速、ご納品にお伺いいたしました。
このコーナーヨークは15インチのモニターレッド搭載です。
モニターレッドはTANNOY Monitor Red LUS/HF/15-Lという正式名称で1957年にMonitor Silverからステレオ時代に合わせて誕生したアルニコ製のユニットがMonitor Redです。モニターシルバーの中音の密度にステレオ再生に合わせるべく上下の帯域を広げています。
1957年から67年までの10年間と長く作られていて、一般的には、センターキャップが飴色タイプ(最初期)とブラックタイプの2種類です。
今回、搭載のモニターレッドは飴色ではありませんが最初期に限りない近い貴重稀なユニットになります。
そして、なんといっても英国オリジナルのキャビネットです。
このキャビネットは1950年後期のものでリアのバッフル板にアッテネーターの開口がなくモニターレッド搭載時代のキャビネットになります。
モノラル時代のキャビネットですが製作時期も、ほぼ同年代のものになります。
無事にセッティングも終えて・・・
先ずは、その年代のオリジナルキャビネットが故、何と言っても音の響きが素晴らしいです。
コーナーヨークから聴こえてくる音は、まるで楽器そのものです。
弦楽器や管楽器などのクラッシックも素晴らしいのですが、低域が軽やかで反応も良くジャズのスイング感なども見事に再現されます。
リスニングルームとのサイズ感も絶妙に良く、心地よいサウンドを奏でてくれました。