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本日夕方突如、スマホで通話ができなくなりました。
着信はする。
電話も受けられる。
しかし相手の声も聞こえなければ、相手に声も届いていない様子。

取り急ぎ、携帯修理に駆け込めど、時間が時間で今日は受付ができないとか。
預けるわけにもいかないし・・。

普段当たり前と思っていることが、突如「できない」となると、なんと心許ないものか。
健康も然り。
ちょっと腰を痛めたのが長引いたり、できていたことができなくなったりすると、
途端に不自由さを感じて、焦燥したり苛立ったり。

持つことは不自由になること。
一面ではそう言えるけれど、一方では世界を広げているとも見れる。
しかし、また他方から見ると世界を狭くしていることにもなる。

色々な考え方や見方によって、一概に決められることではないけれど、
不自由を楽しむことや、持つことを諦める潔さ、
置かれた環境に自分らしく馴染む柔軟さを備えたい。

そんなことは、電話の不調ごときに振り回される自分へ戒めとして思うことだけれど、
先日都美術館で藤田の心の流れみたいな絵の展示を目にして、
思うままに生きるのは誰にとっても難しいものだ・・と思ってみたり。
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都美術館近く、藝大の前の舗道脇にポコポコ開いた穴。
蝉の一生は儚いけれど、案外幸せなのかな。など、暑さの中で意識も彷徨う。
まだ休みボケの頭でしょうか・・。

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