涼しくなってきましたね!
エアコンなしで音楽聴けるのは、本当に天国です。
今日のような秋雨にはこんな1曲いかがでしょう。
「Love me or Leave me」
JAZZのスタンダード曲。
ビリー・ホリデイで聴いていましたが、色々なミュージシャンが歌い、演奏しています。
Legato NASで見つけたのは、その他マイルス・デイビス、アニタ・オデイ。
iTunesではそれこそたくさんありましたが、中でもよかったのはチェット・ベイカーとジェリー・ミリガン カルテットのもの。
You Tubeでは、ニーナ・シモンを見つけました!
この「愛してないなら、別れてよ」という歌。(かなり意訳です)
勝手な要約をすると、たぶんですが、
相手の気持ちが離れつつあるのを知っている女性の心情を歌った歌。
でも、「行かないで」と泣いたりすがったできない、プライドが許さない、
自尊心と恋との狭間で揺れる女の心・・・。
どうでしょうか?
で、そんなこと思いながら聴いてみると、ニーナ・シモンやビリー・ホリデイの歌、
世界観にすごい奥行きがあります。秋雨にぴったり。
チェット・ベイカー版はオシャレで、もっと遠景で都会の男女を見下ろすような感じ。
この曲、1928年の作品で、ルース・エティングという歌手の持ち歌だったそうです。
You Tubeでこの人の声を聴けました。
歌い方など「昔の人ー」という感じは否めませんが、よくとおる本当にいい声。
蓄音機で聴いてみたいですね。
ドリス・デイがこのルース・エティングの伝記映画で主演して、この歌を歌っているのが55年。
しかし、ドリス・デイが歌うと、上に書いたような切実さはなくて、「知らないわよ、プン!」という感じに聞こえてしまいます。(私には)
皆さんはどう聴かれますか???