Legato1Fの中央に鎮座して半年くらいでしょうか。
昔からそこにあったかのような雰囲気を醸し出しているDECCA DECOLA。
沢山に人に聴いて頂いておりますが、手元にはDECCA盤はなく色々な録音のものを聴いて頂いていました。
もちろん「素晴らしい!」と思っておりましたが、本日あるお客様がDECCA盤を10枚ほどお持ちになられ、横で聴かせて頂いておりました。
すると・・・
音の揺らぎがシステムの上から立ち昇るのがまるで見えるような鳴り。
今までの聴こえ方とはちょっと違います。
お客様もこの盤は他のプレーヤーでかけるとうるさくなっちゃうんだけど、こんな風に鳴るのか・・・と。
五味先生がオーディオ巡礼で「オケが立ち並ぶ様子」と書かれていたのを、やっと実感しました。
現代のシステムや様々な素晴らしいものを聴いてきて、多分これは当時の感覚のことなんじゃないかと思っていましたが、こういうことだったのか!と。
これは同じのを持っているからと、1枚Legatoに下さったレコード。
ウィーンフィルのDECCAでの最後の録音であり、またDECCAの初のデジタル録音の盤なのだそうです。
DECCA DECOLA、改めてお聴き頂けます。
毎日ひとつこと