定休日は青森へ。
Davone Soloのご納品でした。
お店で見ていると大きいかな、と感じがちなDavone Soloですが、こうして住空間に入ると、Davone って不思議と大きく感じない。
もちろん占有面積はそれなりに必要ですが、置いてしまうとリビングに馴染んで、有機的というか生き物的というか、実際の大きさをあまり意識させません。
それどころか、妙に収まり良く、リビングが落ち着くというか。
これ、このSoloに限らず、Davone などのモデルでもそういう感じがします。
Davoneのプロダクトデザインのなせる技でしょうか。空間との関係性をどれくらい深く考えているかは不明ですが…。デンマークの天性のものカナ。
ちなみに、このSoloに関してはキャビネットの折り曲げ加工に、これまで以上にCADを活用しているようで、微妙なうねりを持ったフォルムは、その曲線に洗練さを与えただけでなく、キャビネットの強度を上げ、それによって音響特性が向上する…という、一つことで2つも3つも美味しいという結果に。
そもそも、デザインと音質が直結しているオーディオ。…スピーカーはとりわけその要素が大きいので、このスピーカーを目にした昔からのオーディオファイルの方は「見るからに音がいいだろうね」とのコメントを頂いたことも。
スチール製の重たい専用スタンドも盤石で、ご家族で過ごすリビングで、ちょっとぶつかっても簡単に倒れることがなさそうなところもポイントでした。
駆動するのはNuprime IDA16。
DavoneスピーカーとNuprimeアンプの相性は抜群で、トルクを効かせてしっかり駆動するので、JAZZ 、ロック、ポップス、クラシック、演歌と幅ひろーく何でも再生。
いつのまにかツイーターがバージョンアップしていましたが、今まで以上に音楽に深みが出て、パッと聞きも良いですが、じわっと聞かせるスピーカーになりました。
70代に手が届く…というお客様、新しいことでも、良いものはなんでも取り入れようという素晴らしい姿勢。
数年前に導入されたLINN AKURATE DSMがアップグレードしてSpotifyが使えるようになってから、世界が広がった!と喜ばれます。
知り得なかった音楽に出会えて、とても楽しい。いまが一番いい音!と。
(竹田)