西洋の音楽の歴史は古代から始まり中世、ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派、近代・現代へと。
ただ「本当の音楽の歴史は」という問いかけは人類の歴史そのものを考えさせる深いものです。
西洋音楽の歴史では15世紀半ばから17世紀前半頃をルネサンス時代と呼んでいます。
ルネサンスとはフランス語で「再生」などの意味があり、歴史でこの言葉が用いられるときには、強大な教会の支配から抜け出して、人間性を復活わさせようとする芸術上のさまざまな試みのことをさすそうです。
芸術の一部としての音楽も、ルネサンス以前は、どちらかというと宗教音楽が重要視されて、楽しむための音楽は一段低く見られていたそうです。
しかし、ルネサンス時代に入ると世俗的な雰囲気を反映させる音楽が生まれてきます。
ルネサンス時代は合唱音楽の黄金時代といわれ、人間の声がつくりだす素晴らしい響きのポリフィーが究められました。
そうして、ア・カペラで構成されるソングブック等、少人数で音楽を楽しむことが出来るようになって行きました。
ルネサンスの音楽は人間の声が織り成す透明で豊かな響きを持った音楽だったのでしょう。
来る11月11日、当店の2Fフロアーがリニューアルオープン致します。
前回の改装から6年の歳月を経て、「音を追求するピュアオーディオの世界」をテーマに「エントリー」や「ハイエンド」という概念を外し、オーディオで「音楽を楽しむ」という原点を見直したい。
音楽やオーディオが大好きな皆様が、集い楽しむサロンを。
そうした想いから、このフロアーが誕生しました。
11月11日にはリニューアルイベントを開催いたします。
以前の2Fフロアーから「再生」した新生2Fフロアーで音楽に没頭するための一日をご用意させて頂きます。
是非、是非、皆様。
サウンドクリエイトとご一緒に、新しい音楽を楽しむ「再生」ボタンを押して見ませんか。
そして、皆様にもご自分の「音楽のルネサンス期」を築いていただければと思います。
新生2Fフロアーをオープンするにあたりまして、ご協力いただきました皆様に多大なる感謝の念で一杯です。
この場をお借り致しまして、御礼申し上げます。
有り難う御座いました。
(三浦)