先日九州に出張納品していたのは、前回お伺いさせて頂いたこちらのお宅。
置かれているものがどれも愛情たっぷり受けていて、それぞれにストーリーがあって。
とてもとても自分には手に入れられるようなものではないけれど、
オーディオに、ものに、愛情をかけて自分の空間を作って行くことはマネ出来るかも！
と刺激を沢山頂いたのでした。
その後、KLIMX DS/KとLP12の40周年記念モデルをこのお部屋に入れようかと言うお話を頂き、2回目の今回とあいなりました。
ネットワークがどうも複雑な事になっていて、ちょっと手間取ってしまい、LP12はその間に進行。1Fでネットワークの調整をしていると、2Fから「おお！」とか「やるねぇ！」みたいな声が、音楽の合間に聴こえます。
もれ聴こえてくる音もすごいすごい。
2Fでライブしているみたいです。
さて、やっとネットワークがうまくいき、KLIMAX DS/Kを鳴らしてみることに。
鳴った瞬間「すげーじゃん！！OK！！バッチリ！」とお客様。
バランスが素晴らしいなぁ。ヴィンテージとものすごく合うな。
・・・と聞き入られます。
それから、八代亜紀の「港おんな街」尾崎紀世彦「また会う日まで」を再生。
「DSMいれてから（1FのリビングはEXAKT）歌謡曲やポップスをよく聴くようになったんだよ。何も考えずに聴いていて素晴らしい音が出るからね。こんなによかったんだとびっくりしてね。」
尾崎の声なんか、これで聴くとハッキリ声の若さがでるなぁ。
今までは、若いのかどっちなんだと思っていたけど、すごいなぁ。
パトリシアンが目の前で繰り広げる光景にお客様と我々、一点を見つめます。
そこに一言浮かんだ言葉。
「これは俺たちだけしか知らん音やて思うな」
