LP12あれこれ

段々と秋も深まって参りました。

乾燥が進み、進めば静電気も起こりやすくなります。
最近よく頂く話は、LP12のフェルトマットが静電気でレコードにくっついてきてしまうので、ゴムマットなど他のものがないか?という質問。
残念ながら、答えはNO。
LP12は、発売当初はゴムマットだったのですが、発売後数年してから後、ずっとフェルトマットで通してきたLINN。
フェルトマットも、以前のものはもっと目が詰まっていたそうなのですが、
その心は、レコードとマットがベタッと密着せずにフェルトが空気を含んで、レコードを優しく浮かした状態にあるというところにあるようです。
以前秋葉原時代に、フェルトマットのサイズと同じ大きさに切ってもらった革やゴムで色々試しました。
厚地のや薄地のもの、表革、ヌバック、などなど色々試したことがありましたが、結局どれも駄目。
響きが失われたり、重たいべたっとした音になったり、うるさくなったり・・・。
元に戻って純正フェルトマットが、低域の抜けがよく、音の分離も良かったのでした。
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LP12、だてに40年作られていません。
細部にわたり、結構考え抜かれているのですよね。
ちなみに、静電気でフェルトマットがとれてしまう対策に、紙の両面テープで小さく数カ所とめるという話も聞いたことがありますが、音にどのくらい影響があるでしょうか。
今度試してみます!!
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