新年明けての初登場！
Fred & Gingerです。
あれ、今日は珍しく2Fで話し込んでいるみたい。
Ginger(以下G)： ねえ、フレッド最近・・・
Fred(以下F): ・・・なに？太った？わかってるよ、そんなの。
お正月食べ過ぎたんだよ。
G: 違うわよ、ばかねぇ。
・・・最近ね、「レコード聴かせて下さい」って言う人多くない？
F: あ、確かにそれは僕も思った。
年末もここでは珍しく3,4台組んでいたもんね。
G: 最近世間ではどうもアナログ熱が再燃してるって噂よ。
この間、TVの取材も受けたの。
F: キミが！？
G: 店がよ。もう。どこ見てたの？
F：ほら、僕はいつもジンジャーのこと（ご機嫌）しか見ていないから・・・。
G: そんなことどうでもいいけど、フレッドはアナログとデジタル、どっちが好き？
F: 僕？選べないよ、そんなの。どっちも違うものだもの。
G: いやね。男らしくないんだから。どっちか１つ選ぶとしたらどっち？
F: え～そうだな・・・
G: わたしはね、アナログ。だってなんだか音が暖かいじゃない？
あと、なんかじっくり音楽聴いている感じがするじゃない？
好きな人の写真も大きく映ってて、飾っておくのにいいじゃない。
F: ジンジャー、ビル・エバンス好きだったの？
僕とちょっとフォルム似ているから？
G: それにね、アナログでかけてると、ほらお腹とこのユニットも凄い動くでしょう。
あれ、絶対空気の動かし方違うわよね。
F: （僕の言うこと全然聴いてない）ジンジャー、すっかりアナログにご執心だね。
F: でも僕はやっぱりどっちも選べないなあ。
G: この期に及んで・・・
F: まあまあ、だって考えても見てよ。
アナログは、そりゃジンジャーの言う通りだと思うよ。
でもアナログで手に入らないものもあるじゃない？
それにNASに入っているだけのレコード、どうやったってこの小さい店には置けないよ。
G: じゃあ二番手ってことでしょう？
F: 一番、二番って比べること自体が変だよ。それぞれ楽しみ方が全然違うんだもの。
DSで出る音に涙を流すことだってあるわけでしょう。
アナログは調整によっていい・悪いあるけど、DSは平均的にいい音で鳴らしてくれるっていうこともできるかもしれないよ。
G: じゃあ、どっちがいいの！
F: どっちもいいんだよ、ジンジャー。
どちらにもそれぞれの良さがあるんだ。
コンバースのスニーカーで元気に飛び回る日もあれば、ウェストンのローファーでオシャレする日だってある。どっちがいいか悪いかじゃないよ。
G: フレッド靴なんか履かないじゃない。
F: もののたとえだよ。
ジンジャー、みてごらん。
LINNは、アナログとデジタルとどっちも大切にしているんだよ。
DSで発見があって音が良くなれば、今度はLP12に。
LP12の音がよくなれば、またDSの音も良くしようとがんばるんだ。
両方の良さを知っているから、限界を作らないで、ずっと両方を高みに持って行けるんだよ。
G: なんかフレッド、LINNのまわしものみたいだけど、ファクトリーツアーでもしてきたの？
F: まだ行ってないんだけど、LINN BOOK眺めながら今までのLINNの流れを見ていると自然にそう思うんだよ。
僕だって、アナログのレコード大好きだよ。
ほら、こういうブックレット見るのだって、なんだかいいじゃない。優雅だよね。
G:（ホントはフレッド、AKBのアナログ盤が出たらアナログ派になるんじゃないかしら）
F: なんか言った？
G: ん？何も言ってないわ。
確かにフレッドの言う通りね。
そのときそのときに応じて、好きな方を楽しめばいいのよね。
でも、それならどっちも持ってなくちゃならないから、フレッドしっかり働いてよね。
F: (結局僕が折れる形をとらないと終わらないこの感じ、今年もか～。)
G: なあに？
F: なんでもない。今年もよろしくね。
Hifido: ワン！（フレッド）
ワワン！！（頑張れ）
