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ここ数年一番好きなクリスマスソング
シナトラの歌う「Have yourself a merry little Christmas」
口ずさんでいて「メリー・リトル・クリスマス」が今年の気分に何だか合うので、歌詞が気になりました。
そうしたら、シナトラ版とジュディ・ガーランド版というのがいくつも出てくるので、Wikipediaしましたら、ジュディ・ガーランド版が、ミュージカルで使われた元々の歌詞。
「歌詞が暗いから一部変えてよ。アルバムのタイトルが『a Jolly Christmas』なんだ」とシナトラから言われ作詞したヒュー・マーティン本人が全体的に少し変えた・・というのがシナトラ版なのだそうです。

一部だけ見てみるとシナトラ版は
Have yourself a merry little Christmas
Let your heart be light
From now on, our troubles will be out of sight
ささやかなクリスマスを・・
心明るくさせて
そしたら、悩みごとは視界の外へ。

意訳ですが、Heartを輝かせることで、troublesは陰に潜ませちゃえということじゃないかしら。
どうでしょう。

ジュディ・ガーランド版は、
Have yourself a merry little Christmas
Let your heart be light
Next year all our troubles will be out of sight

3行目の「From now on 今から」が「Next Year 来年」に。
そして、「our troubles 私たちの問題」に更に「all 」がつけられます。

歌詞を見ていると、何となく今年にふさわしいような・・。
世界中にはびこってしまった新型肺炎という「our 私たち」の「troubles」。

視界から見えなくなるだけではちょっとダメだけど、それでもトラブルが、視界からなくなったり、「miles away」どこか遠くへ行ってしまうことを心から祈ります。

ガーランド版の最後は、

Someday soon we all will be together If the fates allow
Until then we’ll have to muddle through somehow
So have yourself a merry little Christmas now
運命が許せば、またすぐにいつかみんな一緒に過ごせるでしょう。
それまでなんとかしてやっていこう
だから今はささやかなクリスマスを

本当にその通り。
今年はこれを聞きながら静かに過ごそうと思います。

(竹田)

 

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