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今日は、不思議な日でした。朝と晩と、2013年-14年ごろに初めていらしていただいたお客様とお話しする、、そんな日。

もちろんその間、何度もお出かけいただいているのですが、「もう何年になるか」という話題が出て、どちらも同じ頃だったんだなぁと。

今朝のお客様は、LINN EXAKT AKUDORIK のが納品に伺いました。聞けば、初めてオーディオのシステムを揃えられたのが1972年。当時のカタログや保証書を大切にお持ちでした。その後さまざまなシステムの変遷があり、2014年ごろLegatoでお求め頂いたLINN KIKO DSMがきっかけで、お付き合いが始まりました。「メインで聴こえない音がKIKOでするんだけど」から始まって、メインシステムにDSが入り、そのうちアナログもLP12と、LINNが再生を受け持つようになり、OCTAVEの真空管が、、。そしてこの度、アンプもDACも内蔵のEXAKTスピーカーになったのでした。

「デジタル系とアナログ系を分けて鳴らすなど、色々考えて接続図作ったよねえ。Katalyst DACになったあたりから、結局最後はこのスピーカー(EXAKT)になるんだろうなぁと予感してたよ」

もうお一方は、LINN SNEAKY DSMをご試聴で、午後にご来店。この方は2015年ごろに初めて来られたのですが、当時は中学二年生で、お母様と来られたのでした。今年成人されるとのこと。前回大学生になられたばかりの頃にお求めいただいたPIEGA tMicro40AMTを入れてから聴く音楽の幅が増えたとのこと。昨年チェリビダッケのドキュメンタリーを見て急速に興味を持たれ、チェリビダッケの音楽を鳴らすのに少し不満が出てきたアンプの置き換えをご検討、お出掛けくださったのでした。初めて来店された時に鳴らしたのがSNEAKY DSMで鳴らすSonusfaberのVenereだったので、時を経てSNEAKYを手にされることになり「感無量です」。

私は、27歳になる年の3月に入社して、気がつけばまる17年。18年目に突入しています。オーディオのオの字も知らない者が、中学生や高校生の頃からオーディオに親しんできたという人生の先輩方の話を聞いては、とてもじゃないけど私は追いつかない、遅すぎたと思ったものでしたが、オーディオに遅いも早いもないものだ、としみじみ思います。しかし、今日みたいなお話しをしていると、私も古くなってきたものやと思うのでした。

(竹田)

当時のSOUNDCREATE Legato

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