今朝は台風一過で、空がパキッとした青一色でした。納品で東京駅から新幹線でしたが、少し早めに出て徒歩。
六本木通りをブラームスの交響曲第1番で始めました。ちょっと重いかな〜と思ったけれど、秋の空にブラームスはよく合う。
久々の徒歩通勤で、ペースを上げていたので、音楽はやや流し聴き。
日比谷公園まできて一息ついたところで、顔をあげたら、どこまでも見渡せそうなクリアな空気。ブラームスはちょうど2楽章の後半。
緑が幾重にも重なるのと、楽器の音色の重なりで作られた音楽の柔らかな奥行き感は、ピッタリ重なりました。
日比谷公園を抜ける頃には、3楽章へ突入。日比谷ならではのこの景色。
音楽用語はよくわからないから、ネットの情報を転用すると3楽章は「規則的なリズムの上で端正な旋律がシンメトリーを構成していく、均整の取れた三部形式」(転用元)とのこと。みてください。日比谷のビルの林立するさまは、まさにこんな感じでしょう。3楽章の冒頭のオーボエで、一番手前のビルが見えてきて、その後続いていくのを面白く見聞きしながら、丸の内を抜けて、東京駅へ。
クライマックスは東京駅で!と思ったけれど、その頃には切符を買ったりなんだり、新幹線に座った時にはいつの間にか交響曲2番は突入しておりました。
無事仕事も終えて帰りは、車内から富士山が見えました!
(竹田)