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昨日のMusic Instagramでもちょっと書きましたが、CDの値段て、基本的には3,000円均一。
もちろんリマスター版とか、特別な素材を使っている版(SHMCD、ガラスとか)とかは別として。
うっかりすると、JAZZの名盤など、プロモーションか何かで1枚1,000円ということもあります。
でも、基本、発売されたときはみんな3,000円前後ですね。

大昔、サウンドクリエイトに入る前の話ですが、母がなにかと『「クラシックのCD」と「今どきのアイドルのCD」が同じ値段て信じられないわ!』などとよく言っていました。
母としては、「ずっと受け継がれていくもの」と「廃れていくもの」みたいに思ってのことで、当時の私は「ねー!」と賛同していましたが、これは一筋縄ではいかないものだと今は思います。

人それぞれ、大切な音楽は違いますから、それによって音楽の重みは全然違うし、そういう心情的な部分無視したとしても、たとえばアニソンは録音にすごくお金かけているものがあったり、クラシック音楽の名盤の焼き直しのCDはあんまりお金かかっていなかったり。(そういうものはボックスや、セット売りで今は安く手に入ることもある)

でもCDのねだんは均一だけれど、それを鳴らすとなると金額はピンからキリまで。
おまけのイヤフォンとスマホでも聞ければ、一方では何百万もかけることもある。
ものの価値ってある程度決まってくると思いますが、音楽の価値って?

CMで「体験はプライスレス。払えるものは○○カードで」みたいなのがありましたが、リスナーにとって音楽は生であろうと録音であろうと「聴く」という行為以外、関わる方法がないので、「体験」と直結しているんですよね。
だからCDのねだんは均一でよい・・というか、最近それがすごく面白いことに思えるのでした。
(竹田)

お花だって値段違うのにね、と思ったりしたら、UNIQLO FLOWERでは一束390円均一。。

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