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OCTAVE V70AとLINN SELEKT DSM/Kをお届に、山形市へ!

10年以上前に弊店でお納めさせて頂いたLINN AKURATE242SE。
当時は、お使いの国内メーカーのCDプレーヤーとプリメインアンプで駆動していただきました。

その後、OCTAVEはずっと気になっていらしたとのこと。
数年前にも一度ご検討頂いたことがございましたが、今回店頭でA級動作するプリメインアンプV70Aを聴かれ、一目・・ならぬ一聴惚れされ、ネットワークプレーヤーにも合わせて挑戦!ということで、セットアップにお伺いさせていただきました。

手前の椅子はポール・ケアホルム、藤編みの22番!

システムは、
スピーカーがLINN AKURATE242SE
ネットワークプレーヤーにLINN SELEKT K(ライン出力モデル)
プリメインアンプとしてOCTAVE V70A
NASとドライブはDelaにして、ドライブにCDをセットすればリッピングをしてくれるようにしました。

接続が終わってセッティングなしの状態で、鳴らし始めると「以前はちょっと音が重たかったのだけど、すごくフレッシュな感じになった!」

OCTAVEを混ぜると、LINN AKURATE242SEの精緻で整然とした音楽再生に、少し油彩の厚みや彩が加えられ、美しさがより一層引き立つのです。

まずはラトル指揮のベルリンフィル、内田光子のピアノで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2楽章をリッピングし、プレイリストにのせると、とご夫妻様で真剣に耳を傾けられます。
「ピアノのタッチがすごい。全然違うのね。」と奥様
「(V70Aは)力があるね。」と一言発せられてまた聴かれます。

曲が終わったところで
「昨年ね・・」と静かにお話を始められました。
・・・昨年の秋ごろにサントリーホールに内田光子のコンサートに出かけられたとのこと。
それまでにコロナのことで2度もキャンセルになって、「やっと聴ける」と本当に楽しみにして行かれたこと。ところが、ホールの音にがっかりしてしまった。
大きなホールでピアノのソロで、インパクトなどの面からか期待に反して少々残念だったご様子。
小さいホールで聴きたかったなぁ‥というお話でした。
「今ここで聴いている方がずっとイイ音ね!」と奥様。
「うん、本当に。この(ラトルの)演奏はオケの迫力もあるけれど、それにしても『これぞピアノ協奏曲!』という音だね。いや、嬉しい」

その後も、
諏訪内晶子の新しい盤が出ているので、折角だからとハイレゾをダウンロードされたり、
アカウントオプティマイズの効果も高く出たり、、、と、中々充実したご納品のひと時でありました。

聴かれる音楽はほとんどクラシック音楽。
現代の録音まで聞かれる。
コンサートにも出かけられ、オーディオも楽しむ・・・

今回のシステム構築は、そんな方の一つの解答・・かもしれません。
(竹田)

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