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オーディオシステムのアース問題は、すべての機器につきもの。
正しい接続をして、機器の能力を発揮させてください!
低域の出方が全く異なります。

ただし、インターコネクト、電源などすべてトータルで考えないと、効果はありません。
<<バーチャルアースについて>>

<例1>
N様のシステム
CDプレーヤー(CDP):Luxmann
BDプレーヤー(BD): Pioneer
プリメインアンプ(INT):OCTAVE V70SE

●接続方法
・機器間
CDP>>>INTのインターコネクト:SAEC SL1980シールド切ケーブル
(CDP側:シールド切/SAECの文字の方向と信号方向は逆に接続)
BD>>>INTのインターコネクト:SAEC SL1980シールド切ケーブル
(BD側:シールド切/SAECの文字の方向と信号方向は逆に接続)
SAECのケーブルの方向性については、前回の内容を参照<VOL.1

・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用、1本のパワーレールにつなげることを前提とし、
優先順位を
INT、CDPの順にとる。(機器間のアースは接続しない。)
BDプレーヤー、TVなど映像系は、オーディオ機器のパワーレールとは分ける。

このご納品では、弊店でお勧めしているタップを使用しました。
2ピン・2芯の電源ケーブルに、タップの口は3ピンですが、タップ内のアースバーは外してあります。また、1つ目と2つ目のタップが数珠つなぎになっています。

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<例2>
S様のシステム
ネットワークプレーヤー(DS):LINN AKURATE DSM
プリメインアンプ(INT):OCTAVE V40SE

●接続方法
・機器間
DS>>>INTのインターコネクト:アンバランスケーブル(RCA)

・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用、1本のパワーレールにつなげることを前提とし、
優先順位を
INT、DSMの順にとる。
機器間のアース接続はなし。
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LINNのDS、DSM(※)は、大抵の場合、アンバランスケーブル(RCA)接続となります。これは、出力部に、ノイズをライン上でカットする出力トランスが搭載されているため。OCTAVEやLINNのアンプ、その他ほとんどの場合RCA接続となります。
※)初代AKURATE DS、MAJIK DSは別。アイソレーション・ライントランスのPurifiが必要となります。

そして、OCTAVEのプリメインアンプやプリアンプと国産のCDプレーヤーを接続する際は、ほとんどの場合にシールド切ケーブル(SAEC SL1980)が必要となります。

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