サウンドクリエイト2階奥、模様替えです。
なんだかまた面白いでしょう!?
中央は以前も短期間登場したBOZAKのスピーカー、B-304。こちら、横の扉がうっすら開いているのをご覧頂かますでしょうか?
横の扉を開くとスピーカーが出現。扉は反射板となるわけです。中央に仕切りがあって、二つのスピーカーボックスが背中合わせに付いているような作りです。キャビネットに見えて実はスピーカーでした!といったもので、昔の奥さまにもオーディオは理解されなかったか、あるいは部屋に馴染むものを望む声があったのか、はたまた電蓄の派生か、、
どんな試みで作られたのかわかりませんが、昔のスピーカーというのは、さまざまなことに挑戦していて、その探究心は今と比べても全く遜色なく、ないどころか昔の方が発想が自由か?とさえ思う時もあります。(壺スピーカーのフラゴンとか!)
久しぶりに鳴らすので、今はまだ慣らし運転中。
さて、今日の話の主役は、その両サイドWharfedale(ワーフェデール)です。
上から見ると↑こんな感じなのですが、背面が後面開放のようになっています。
衝立にユニット取り付けたみたいな感じなのですが、これがまたユニークで、、。
Wharfedaleといえば、これまでにもW3やAirdaleを取り扱いましたが、ツイーターが上を向いたり、斜め上を向いて取り付けられているのがありました。<昔の記事>
これもそうなのです。
さすが、音響学者のブリックス博士。指向性のあるツイーターをそんな風に配置しちゃうの!?と驚かされますが、独特の音場空間が生まれます。また、Wharfedaleはユニットも素晴らしいです。実はTannoyのランカスター箱にWharfedaleのユニットを納めたものを明日納品する予定ですが、この話はまた今度、、。
Wharfedaleは秋がよく似合います。
シェク・カネー=メイソンのチェロは秋晴れを思わせ、ジネット・ヌヴーのヴァイオリンは今日のような寒い夜は物哀しく響きます、かと思えば、ライオネル・ハンプトンのStardustは秋の夜長を楽しくさせる。アート・ブレイキーのMoaninもWhadaleで聴けば、やっぱり春でなくて秋が似合うと思う。
Wharfedale、イイ季節にやってきました!
(竹田)