皆様、今日は何の日かご存知でしょうか?
今日5月16日は「旅の日」。松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立った日に因んで1988年に提唱されたそうです。今日初めて知りました!
今日は折角ですので、旅にちなんで・・・
皆さんは旅に行くとき、必ず持っていくものがありますか?
私は、あまりこだわる質ではないのですが、ひとつ気に入ってるものがありますので、皆様にご紹介。
SANTA MARIA NOVELLA(サンタ マリア ノヴェッラ)のアルメニア紙です。
香りの紙なのですが、「トスカーナの古い教会を訪れているような」という製品説明の通り、
古い教会の木の香りがして、気分が落ち着きます。
これは普段は名刺入れやかばんの中に潜ませておくと、香水とは全く違う香り方で、ふっと小さな風のように香りますし(しかも結構香りが長持ち!)、旅先ではお皿の上で燃やすと部屋がほのかに香ってリラックスするような感じ。
手のひらよりも小さい箱に何枚か入っているだけなので、荷物を増やしたくない旅行にももってこいです。是非お試しください。
SANTA MARIA NOVELLAは、イタリア・フィレンツェにある、1612年から続く世界最古の薬局。もともとは修道院がやっていた薬局です。
フィレンツェの本店では隣が今でも修道院になっていて、店の奥のお香などが置かれている部屋にいくと、窓の外に修道院の中庭が見えます。(あれ、奥の部屋に行くまでの通路にある窓だったかしら?うろ覚え)
日本では、デパートやセレクトショップに一部入っていたり、銀座にお店があります。
ただ、フィレンツェにご旅行される際は、是非立ち寄られてみてください。
教会に入るような、スッとした済んだ空気の中、お店の石鹸やポプリがほのかに香って、あぁ、沢山の人がここを訪れたんだろうなぁ、という歴史を感じます。
映画「ハンニバル」で、レクター博士もここのハンドクリームを使用していました。
アーモンドの油などを使ったうすい茶色のクリームで、独特の香りがします。
このハンドクリームを塗った手でクラリスに手紙をしたためたために、居場所が見つかってしまいます。が、これはきっとクラリスに宛てた「メッセージ」だったのでしょう。
「ここにいるよ。見つけてごらん」というね・・・。
音もそうですが、香りって意外と記憶に残るもの・・・。
無頓着な者なりに、少しづつ知りたいジャンルでもあります。
(竹田)