LINN SELEKT DSMは、昨年12月以降新型電源UTOPIKが搭載されるようになりました。
SELEKTのよいところは、モジュール式になっていて、各パーツの載せ替えが可能なこと。
旧タイプの電源が搭載されているSELEKTにもUTOPIK電源へのアップグレードがもちろん可能です。
ご注文いただいてからずいぶんお待たせしてしまいましたが、本日は電源交換のご納品へ。
UTOPIKのロゴって初めて見ました。こんな骨太なロゴなんです。
音の骨組みというか、骨格が盤石になる感じで、低域が前のほうに伸びてきます。
電源部はこんなケースになっていて、簡単に載せ替え可能。
パンチンググリル型になっている方(左)がUTOPIK。
うっすら内部が見えますが、UTOPIKのほうにはコイルが2つになっているような・・・。
それだけのことではないでしょうが・・。
電源交換は、15分もかかりません。
早速繋ぎなおして鳴らしてみますと、お客様「あ、違いますね!下の方がほぐれます」
後で頂いたメールでも・・・
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3時間くらい聞いてみて、やっぱり良かったです。
換えてすぐは、ほぐれて、チャーミングな鳴り方になったなーというくらいでした。
落ち着いて聞いてみると、固まって広がりきらなかった下のほうがほぐれるようで、のびのびしてきた感じがします。
それでいて、モヤついてるわけでなく、舞台の見渡しが良くなったようで良いなぁと。
自然な広がりと抑揚が出てきて、それが機材が増えずに実現できるのが何より良いですね!
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まさに機材が増えずに、しかも音のバランスや方向性も変わらずに可能になるのは「ならでは」。
今の時代にもぴったりな製品だなと改めて思います。
現状は、あいにく電源の新旧比較ができませんが、またできるようになったら店頭で是非!
(竹田)