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LINN LP12のご納品が続きます。

7-8年前にDavone MojoとLINN SNEAKY DSMをご納品させていただいたお客様。
今回は「憧れのLP12を!」と導入くださいました。

写真にはないのですが、ご自宅の玄関、美しいタイルを一面にはめ込んだ素敵なドアを開けると、
玄関土間のひんやりとした涼しさと静けさが漂います。
前回のご納品は確かセーターを着るような季節でしたが、その時は温かかった覚えが。
リビングに行くまでも、器や絵、本などなど選ばれてここに在る(居る)感じのモノたちが静かに迎えてくれます。

ご夫妻さまの好きなものたちが、なんとなく「静けさ」を纏っていて、
LINN LP12を選んでくださったのが、すごくピッタリハマる感じがしたのでした。

LP12は、音楽を鳴らすもの。イコール静けさとは無縁なようでいて、とても静かな機械なのです。

棚に置かれて、その姿をご覧になられたご主人がぽつりと仰られた言葉、はっきりとは思い出せないのですが、
「たしかに!」と思ったのでした。
「整った」と言われたか、、、
つまり「そこにあるべくしてあるもの」「パズルのピースがこれではまった」そんな印象の一言を仰られたのでした。

Tom Mischのレコード。ジャケットもいい!

LP12を聞いていただく間に、音のお悩みも解決。
TVが大きくなったために、ボーカルの定位が少しぼやけたようなことなどを伺い、
音を聞きながらスピーカー位置の調整と、オプティマイズ。
それからゴメンナサイ、当時の納品時にはわかっておりませんでしたが、壁コンセントの3ピンから取っていた電源を2ピンのコンセントに変更。
オプティマイズは、Mojoだからどうかなーと思いましたが、やや声に響きがのるお部屋だったので、効果もわかりやすく出て採用。

LP12が我が家に来た上に、DSの音までよくなっちゃった!!
と言っていただいて感じるのは、嬉しさと共に7-8年前の自分の力量の不甲斐なさと。

MojoもLP12もDSMも呼吸しているような錯覚を覚えて、ひととおり終わった最後にもう1枚。。
(竹田)

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