BLOG

リフォームの際に、システムのご相談をいただくことがよくあります。
通線も露出しないし、アンプもサイズの合ったラックにできるし、
アンプ間の配線もごちゃごちゃしないし。。。

・・・ホントに???
確かに外からはごちゃごちゃしないのですが、作り付けの棚内で通線が大変なことになっている・・
ということはよくあります。
事前にご相談いただければ、デザイナーさんとやり取りできるのですが、出来てしまってからではもう遅い・・。

通線孔が窮屈だったり、アンプギリギリのサイズの棚だと、放熱できずにアンプへの負担にもなります。
配線の混雑は音にも影響。

ポイントは2つ。
POINT1
家具内の棚板の奥行きを浅くしておいて、奥がフリーになっていれば、通線はかなり楽。
また現状予定がなくても、側面の仕切り板にも開口孔を作っておく、あるいはこちらの奥行きも浅くしておくと、後々システムが変わった時にも対応ができます。

POINT2
開口は、よく丸穴で、直径2⁻3㎝・・というものが多いですが、丸穴でなく、2㎝幅くらいのスリットにしておくと、放熱孔にもなりますし、アンプの背面から1か所に向かって全てのケーブルが窮屈に通線されるということもなく、音にも良いです。

付け加えておくと、アンプを置く場所、棚板や棚の天板は、厚めのMDFなど固めの木にしておくこと。
フラッシュ構造などの棚板などにしてしまうと、棚板自体が太鼓の響きになってしまい、折角良いアンプを導入しても力を発揮できません。オーディオラックに負けない、良い棚作りを!


音も良くて、機械にも負担が少ない家具を作ってもらって、
快適なリビングオーディオをお楽しみください。
(竹田)

コメントは利用できません。