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周りで見てきた人たちが、首を傾げたり、立腹したり、言葉に詰まってるので、今しがたレイトショーで観てきました。

「君たちはどう生きるか」

見る前と見たあと、読む前と読んだあとで世界が変わるように思えるものって、ジブリに限らず成長過程で何度も体験してきていて、だんだん大人になって感動が薄れていくのは、既視感があったり、もう知ってる世界だったりするからということもあるし、もしかすると今の情報社会で結論に向かって急ぎすぎるからかもしれない。

今日見たあとは、不思議な感じ。不思議という言葉も適しているわけでなくて、見る前とあとで何か変わったりもしない、感情を揺さぶられたりはしてないのだけど、自分がいかにつねづね「意味を見いだそう」として映画を見てるんだなぁということに気付かされた。

でもやっぱり謎解きをしようとしている帰り道。

(竹田)

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