BLOG

★ うちの若い人たち

2月末で決算が終わり、3月は新しい期となりました。
1年前のことを考えると、ワタシ、ずいぶん楽になりました。
若い面々がどんどん育って、次々仕事まわしちゃって。
12月、1月、2月なんていつも目をクルクル回して、そのうちちょっと眉間に縦皺を寄せたりしていたのですが、
この年末年始なんて、16時くらいに「あれ。やることないな。音楽でも聴こうかな」みたいな日もあるくらい余裕がありました。

加藤は、毎日のInstagram、お店のWEBの管理をはじめヴィンテージリストや家具ページなど新しく入ったものの更新をいち早く。じっと我々営業の動向を見ながら、もっとこうしたら・・とビジョンを持って様々な提案もしてくれる頼もしい妹分。

牧野は、納品にもすっかり慣れて、腰が据わって精密機器の扱いも慣れ、お客様のお宅の他、大型施設などの現場でも居ると安心。私のむちゃぶりも二つ返事で応えてくれます。一番の怒られ役ですが、へこたれない!

白川は、新入社員としての1年目でLINNのオプティマイズを習得。私たちが教えてもらう立場に。納品前の検品も完璧で安心。なんでもスポンジのごとく吸収中。ポーカーフェイスですが時々くしゃっと笑うので、その表情!と言ったら、実はとっても緊張しているのだそう。(こちらは同じくらいに思っているけれど、よく考えたら親みたいな年齢差なんだからそりゃそうか!)

朝のセッティングも3人に任せて、最後確認・・なんて偉そうにしていますが、日々の成長が嬉しいタケダお母さんです。

★ 実は・・・

ものすごい運動音痴ですが、実はスキーやります。
日帰り含めてシーズンに3⁻4回くらい。

ちなみに、初スキーは18歳。ウエストマークのウェアにスパッツをブーツインして、細くて長ーいネオンカラーのスキー板。
それから15⁻6年経って誘われるがまま、昔の道具で参加した際は完全浦島太郎な恰好で周りに笑いを提供したものでした。

スキーって道具使うスポーツ。あんなに体の自由がきかない格好で、雪山滑るなんて・・と再開後はお地蔵さんのように固まって滑っていましたが、何年かのうちに楽しくなってきました。
スピードのコントロールさえきけば、なんとか楽しめる。もちろんまだ中級くらいの斜面しか滑れませんが、体の使い方で今回これができた・・など毎年毎年地味な成長を感じています。

今季最後は、学生時代の友人と彼女の子供と軽井沢。
転んでも、ネットに突っ込んでも「スピード出すから!自分で起きなさい」と言う母と、べそ掻いても立ち上がる娘を見て、獅子の子落としを思いながら、育てるってなんでも手をさしのべることじゃないんだな・・としみじみ思います。

★ 懐ドラ

懐メロならぬ懐かしいドラマ。
「愛はどうだ」(Tverで今放映中)とか、「愛という名のもとに」とかいろいろ。
昔のドラマは、なぜかテンポが悪くない。時代でしょうか。
間の取り方とか、観ていて苦でないのです。懐かしいからかなぁ・・。
そういえば、最近はドラマのタイトルに「愛」という字を見なくなりました。

ちなみに緒形拳主演の「愛はどうだ」は、世田谷の実家近くの桜並木がよく出てきます。
ここも随分変わったので、景色も懐かしいのです。

★ 未整理ノート 2024.03

今月頭で終わってしまった「光悦の大宇宙展」(国立博物館)。
すごいの一言。何が凄いか、色々たくさん感じたんだけれど、未だしっくりしたことが言えない。
ただ、たくさん生きるヒントをもらって、年齢や体の状態を理由にせずに今の自分と向き合ってやれることを自分で知ることとか、人も物も長い付き合いをすること、長生きすることを思いました。

そして辻邦夫の小説「嵯峨野明月記」が途中になっているのを思い出して読みたくなる。
(竹田)

コメントは利用できません。