普段、サウンドクリエイトの店頭ではあまり高価なスピーカーケーブルは使っていないのです。
まずはスピーカーやアンプの素の能力を知っていただき、ご納品後音が馴染んできてからスピーカーケーブルや電源ケーブルを検討することをお勧めしています。
・・ということで、店頭で使用中のケーブルはなにかと申しますと、
2階はほぼこれ。
グレー:LINN K20 2,200円/m 参考:LINN KNEKT バナナ端子付き・工賃込みで2mペア 22,440円税込
銅色:LINN K10 1,100円/m 参考:LINN KNEKTバナナ端子付き・工賃込みで2mペア 18,040円税込
グレーのほうは、56本の0.3mm芯線。プラスとマイナスがダンベル型の被覆にセパレートして収められたもの。
断面サイズ:幅14mm 厚5mm <以前のブログ>
銅色のほうは、極細芯線を寄り合わせた導体を収めたもので取り回しがしやすく、屋内配線で長く配線するときに配管を通したり、ヴィンテージスピーカーに組み合わせたりしています。
断面サイズ:幅8mm
いずれもとても使いやすくて、どちらもウェルバランスでK20は更に音に芯が出ます。
どんなスピーカーと合わせても「バランス変・・」ということがない、とてもいいケーブルです。
何せ私が入社した頃には既にあったので、もうかれこれ20年以上というロングセラーを誇っています。
この他、ちょっとハイエンドな5階では、ArchitecturaのKEIを使用。
こちらは2.5m・11万円と割高ですが、「銀メッキを施した極細 OFC 導線に、絶縁体としてジュンフロン ® 被覆を採用した特注の超高性能線材が採用」とのこと。
これも、例えばハイが強いとか中域が厚い、低域に量感が出る・・と言うたぐいのものではないですが、情報量、分解能も高く、バランスが良い。
個人的に一番気に入っている部分は取り回しのしやすさとしなやかさ。
ケーブルのしなやかさは意外と盲点ですが、音の通り道がスムーズでないと音は濁ったり滞ったりするので、高いケーブルのほうが安心する・・と言う方は一度このケーブル聞いてみてください♪
(竹田)