数年前に引越しして、家の中にグリーンが欲しいなと思い、小さいものからスタートして、吊るしたり鉢植えを置いたりしていましたが、育て方が悪いのか、どんどん枯れてしまう。
肥料をやったり、嵌め殺しの窓のところに太陽と同じ、、という宣伝文句の照明で照らしたり、水やりの頻度を変えてみたり、色々ネットに書いてあることをやりましたが、元気に育たない。
悲しい思いでいましたが、ある時窓辺のレースのカーテンがUVで意外と遮光性があることに気がつき、もしやと日中窓辺にグリーンを集めて、レースカーテンをあけて出かけるようにしました。
そしたら育つ育つ。面白いほどに枝を伸ばし葉を広げ、わさわさと育ちました。
全く基本中の基本、太陽の光が足りていなかったのね、、、。
オーディオでも、スパイク立てた、水平とった、ケーブル高いのにした、ノイズ対応のアクセサリーつけた、その時その時はよくなるけれど、なんだか最初の感動からどんどん離れていく、、そんなお話しをよく伺います。
植木にとっての水と太陽は、オーディオにとっての電源。これが心臓と言ってもいいかもしれません。
そして電源ケーブル、インターコネクトケーブル、スピーカーケーブルなどを通る信号の流れは血流と例えてみます。
血流が滞ると病気になりやすい。肩が凝ったり、体が冷えたり。心臓から送られてくる血が滞りなく流れることで健康を維持できるのと一緒で、綺麗な電源が流れてきてアースループや磁界が起こりにくい環境下で鳴らせばもうそれだけでかなりいいはずです。
メーカーが、精魂込めて作っているはずですから。
電源の取り方や、アクセサリー、考え方は、本当にさまざまありますが、オーディオ専門店として創業25年来何千件もご納品に伺い、何度も店内改装し、早い段階から(少なくとも私が入社した20年前は既に取り組んでいた)アースの影響に真剣に取り組んで、あらゆることをしてきた弊店としては、「弊店のお勧めする正しい接続」を今一度ゴリ押しします!!
なんだかお金かけている割にはスカッとしない、、という場合まずは、ご自宅の電源環境を見直してみてください。
(竹田)