JBL C36Viscount(バイカウント)のご納品で宮城へ。
C36はC36でも、キャビネットはサウンドクリエイト製のレプリカ。
オリジナルは、米松やパーチクルボードで作られますが、サウンドクリエイト製は現代のパワーのあるアンプでも合わせられて響きの良いバーチ材で作っています。
ユニットはもちろん当時のもの。
ウーファーを8Ωにするか、16Ωにするかという案件については、以前のブログにて・・・。
お使いのシステムは、
ネットワークプレーヤーとしてLINN MAJIK DSM4
ターンテーブルはLINN LP12
プリアンプ OCTAVE HP500SE
パワーアンプ OCTAVE RE290 ブラックボックス付き
これまで現代のJBL S4700をお使いでいらしたので、パワーアンプは力感のあるものをご選択に。
その場合、米松のキャビネットだと響きすぎてしまうのですが、バーチ材のキャビネットだと全く問題なしなのです。
お客様はほぼほぼアナログで、BGM的にネットワークプレーヤーをお使いとのことでしたが、MAJIK DSM4がちょっと仕事さぼっている音だったので、電源周りを見直しさせていただき、電源の順序やRCAケーブルの入れ替えなどをしたところ、思い出したようになり初めまして「ネットワークもいいですね」とのこと。
しかし、今日の主役はなんといったってJBL C36。
電源周りを変えてセッティングをするうちにみるみるよくなっていき、
エリック・クラプトン「Unplugged」の臨場感が増し増してきました。
「このライブ感を家で感じられるのは感無量だなぁ・・・」
S4700とOCTAVE V70SE、LINN MAJIK LP12の導入かは2007年。それから長くお付き合いいただいて、その間にプリアンプHP500SEを足し、パワーアンプをアップグレードし、LP12のアップグレード、とアップグレードを重ねてきてくださいました。
私がお伺いするのは初でしたが、その「『感無量』感」さぞかし・・と思います。
2007年はLINN DS元年で、あれから世の中再生機の音はデジタルにしろアナログにしろ、抜群に良くなりました。
スピーカーの進化は???
そこは難しいところ。今も昔もいいものはいい。
聞かれる音楽とスピーカーの相性は、視野を広げると驚くほど合っているものに巡り合うことがあります。
出会うまでに自分の好みを知るのが意外と難しい部分でもありますが・・
ピッタリのスピーカーと出会われたお客様のハッピーオーラと宮城の日本酒を土産に、心あたたかな帰途でした。
(竹田)