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最近頭を悩ませること。
父の友人や学生時代の友人からのオーディオ質問。
「最近はCDよりデータのほうがいいってそうなの?」
「レコードが一番音がいいんでしょう」
「ダイレクトドライブがいいんだよね」
「レコードプレーヤーはカートリッジが命じゃん」
それを「簡単に教えて」「概略でいいから」「簡潔に」と言われるととても困る・・。
どの機械とどの機械を比べるかによって違ってきてしまい、絶対がないのがこの世界。
デジタルであるCDとファイル(データ)は、構造としてはデータの方が優位性があるわけだけれど、どんな機械で読み取るかによって、そのシーソーバランスが変わってきます。
レコードが一番いいというのも、きちんとやればそうなるけれども、データに比べて不安定なものではあるので、機械のみならず置き場所から何から配慮が必要。
ダイレクトドライブとベルトドライブも、使うシーンによってそのメリットデメリットは異なってくる。
レコードプレーヤーにとってカートリッジは勿論音は変わりますが、命ではありません。(回転が命です。)
そんな時に不毛さを感じてしまうのは私が人間ができていないためではあるのですが、でも実際不毛なんです・・・。
責任をもたない言い切りはイタズラに誤解を招く。
自分で使ってどんな音が出したいか、どのくらいそれにお金をかけてやりたいか、それがないと、何にも話が出来ないことに気が付きました。話はできるけれど、「どっちなの!?」という内容になってしまう。
メーカーはいろんな立場でものを作っていて、それぞれの考えがちゃんと音に出ているので、それをどう感じるかは使う人のものであって、オーディオは使わない限り知識だけ増やしても意味がない。
だから知りたいならまずは使って!
とは言えずに、興味を持ってもらったこと自体はありがたく、結局簡潔ではない文章を送る私です。
ムズカシイナー。
(竹田)