
例によって次回のポッドキャスト収録に向けて準備中。次回は5本撮りのうちの1本が「ベートーヴェンの弦楽四重奏」というテーマなのですが、実はこれまでに一番聞いてきていないジャンルが「カルテット」。。なので、毎度のことながら付け焼き刃ながら聴いております。
16曲もあるベートーヴェンのカルテットを、初めてなりに1番から通して聞いてみたりもしたのですが、ベートーヴェンの作曲人生において、割と満遍なく分布されているので、なんだか面白いなと思いました。
28-30歳までに6曲、36歳で3曲、39-40歳で2曲書いたあとはちょっと期間があくのですが、この間交響曲の7-9番が書かれています。
12-16番は55-56歳で、最後の曲は亡くなる5ヶ月前。
依頼などでなく自発的に作曲して本人傑作と言っているのは第14番。
音楽評論家の吉田秀和はベートーヴェンの弦楽四重奏は、成長の総決算と言ったとか。まさにそんな感じです。
ちなみに私は喜びに満ちた1番と、肩の力の抜けた16番が今の所は好きなのですが(間を聴いていないみたいな感想笑)もう少し聞き込んでみます!
(竹田)