Legato1Fでは、LINN Series5 520の他、小型スピーカーを鳴らしております。
それからEMPIREも。
あしからず、スピーカースタンドではありません。
ウーファーでもありません。
EMPIRE 8000Pは、3ウェイのバスレフ型。
正面ゴールドの部分が、上からツイーター、ミッドレンジ。
30㎝ウーファーは下向きに。
これらは、フェノリックという樹脂をシルクに塗り固めてドーム状にしたというユニットで、今ではとてもではないけれど作れないのだそうです。
特にミッドレンジのように大きなドームをこの方式で作るのはすごく大変だったのだそうです。
1960年代のアメリカ、黄金時代ですね。
EMPIREは、上のモデルの9000M↓が、70年代に日本に入ってきていますが、この頃のものはアルニコからフェライトになっていて、造りも簡素化され、ステレオサウンドで見る当時のレビューはイマイチ。
Legatoに入ってきているアトリエJeTeeさんから仕入れたものは、60年代良き時代に作られたもので、モノが全然違うのです。
これは当時のカタログ。
9000Mは、40㎝ウーファーでこんなふうに下向きに取り付けられています。
密閉型で7角形。対向面がなくレぞナンスが起こりにくいという仕組み。
8000Pは、MAJIK DSM1台で駆動。
ヴィンテージスピーカーは、当時のW数の少ないアンプで鳴らせるように作られているからか、鳴りやすい。現代のアンプならMAJIK DSMやもしかしてNuPrime IDA8でも十分です。
(あ、明日やってみよう。)
しかし、彼らもまさかこんなに違う環境で鳴らされるとは思ってもみなかったでしょうね・・笑。