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オーディオショーの最終日にご納品に伺ったAudioNec EVO3。


今はなき黒川紀章デザインのカプセルタワーさながらの仏AudioNecスピーカー。
モジュール式でEVO1(ウーファー1つ)から増やしていける拡張性を持ち合わせていることも魅力でした。
これまで様々なスピーカーをお使いになられてきたお客様でしたが、だんだんと「コレ」というものが定着していき、
アンプもCH、OCTAVE Jubileeシリーズとレギュラーメンバーとなり、今年5月、爽やかな風が吹く季節にEVO3をご注文いただいたのでした。

当時はメーカにもEVO3のデモ機はなく、EVO2でのご試聴でしたが、半世紀近くになる長年のオーディオファイルとしての勘とEVO2の手応えから、このモデルの導入を決められたのでした。

お客様は、オーディオ製品の中でも割合若いブランド、新しい考えのものに挑戦されます。
いつだったか、それが話題になったときに
「私の一番の趣味がオーディオで音楽で、これまでも楽しませてもらってきたから、
新しい考えや志向のものに出会ったら応援したいんだ」
ということを仰られていたことがあります。

好きなアイドルのコンサートやCDを買う。
好きなご飯屋さんががあれば通う。
若い時は、ただ「好き」だからという理由だけだったりしますが、
年を重ねれば重ねるほど、自分の嗜好もわかってくるし、モノでさえ出会いと別れ(壊れたりとかなくなったり)があって、中々どうして好きなものというのはかけがえないものなのだということを知ります。
そんなふうになってくると、やっぱり応援したくなる。

こんな風な立派なオーディオを持てる人は限られているかもしれませんが、どの「好き」もきっと同じ。
とことん好きなものがある人生って素敵です。
(竹田)

オーディオには見果てぬ夢がある

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