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一昨年、デンマーク家具と鍋島緞通、オーディオの饗宴、、といったイベントをしました。(六本木イベント

そのイベントにいらしたお客さまから、ずいぶん前にB&WとMcIntoshでオーディオ組んだのだけれど、、、とご相談をいただきました。

当時と生活スタイルがかわり、大きさなどから少し持て余し気味。更に、オーディオも変わっているし、ご自身もご家族もiTunesなどで、好きな音楽、新しい音楽を取り混ぜて聴いている。音楽の再生の仕方とお手元の機械のフェイズが既に合っていない、、とのこと。

そのうち世の中が自粛やリモートという流れになり、そんな中お仕事の合間にふらっと立ち寄られ、実はあの後思い切って手元のものを処分したので、新しくシステムを組みたい。だけど、今のご自身のシチュエーションに合わせて、あまり大仰なものは持ちたくない。でも、それなりのものを聞いてきたわけで、クオリティは落としたくない、、そんなわがままな話通りますか?

通りますとも!!

前置きが長かったのですが、そうして色々聞いていただいた中で、聞かれる音楽とピッタリ合うスピーカーが、PIEGA tMicro40AMTとなったのでした。

新しいものをどんどん取り入れられるので、かなり幅広く、最近聴いて良かったと教えていただいた中に、海外で活躍するRina Sawayamaや、Kaash Paigeなども。PIEGAのこのサイズから、分離よく、音離れ良く、広がって、気持ちよく鳴るのです。

シンプルに、なんでも聴けるように、LINN MAJIK DSM3で。

色も悩まれました。オーディオって持つ喜びもあるから、ついそこにあると、主張のある方向にしたくなりがちだけど、お客さまには、そうじゃない方が気持ち良いことがわかった。とのことで、写真のブラックでまとめたところ、ラックとTVとすべてブラックで統一されて、一体感が。

それでいて、庭に見える木や、暖かい雰囲気のお部屋から浮くわけでもなし。

TVの画面が大きく薄型。TVスタンドは三角になってレゾナンスを作っています。作業しながら、ポイっとその三角コーナーに吸音材を入れたら、「今なんかやりました?」ご説明すると「最初に音出しした時は、あーやっぱり音綺麗だなーと思ったんですけど、急にクリアになって驚いた。なんのマジック!?」

ついでにTVの背面のパカパカ弱いところにも布を貼ったら、また驚き。こんなことで変わるんですねー。すごくイイ!

終わった後に珈琲を入れてくださいました。デロンギの全自動のイイやつをお持ちで、サウンドクリエイト2階の珈琲もデロンギの全自動なのですが、ちょっと下のモデルで、お客さまがお持ちのモデルよりサイズが大きいのです。

コンパクトにするのって、技術が高くないとできないんですよね、とそこで話に花が咲く。

(竹田)

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