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昨日にPIEGA JAPANのFACEBOOKにアップされた動画に感動です。その様子はまるでプレタポルテのオートクチュールを作るよう。

PIEGAのMaster line source2のリボンツィーターのメイキング動画なのですが、「え、こんなに職人の腕に頼るところのマニュファクチュアなものなの!?」と驚きました。

PIEGAと言えば堅牢なアルミ筐体のスピーカー。グーでパンチでもしようものならこちらが怪我してしまいそうにしっかりした作りのもの。

そのリボンツィーターは、0.02mmのアルミ箔。どれだけ薄いかは全然イメージが湧かないですが、髪の毛が大体0.05mmから0.15mm。一般的なコピー用紙が0.08mm〜0.1mm。その約4分の1って、ドンだけ〜な話です。

そんな薄いアルミ箔だし、堅牢なキャビネットをアルミの塊からすごい圧で押し出してるんだから、リボンもきっと、すごい機械でがちゃん、がちゃん、としていると思っていたのですが、ところがどっこい。見てください、この動画。FACEBOOKにアップされたのは日本語字幕付きなのでFACEBOOKのアカウントをお持ちの方は説明付きで見ていただくとして、説明なしでも完全マニュファクチュアということはわかります。

再度言いますが、オートクチュールか版画の世界。

ちなみに、字幕付きの説明で「ここが一番気を使う作業です」と言っていることが多いのですが、見終わった後「ぜんぶじゃん!」…とツッコミを入れたくなります。

PIEGAとLINN、両方の工場に訪れた人が「PIEGAはある意味ホントに手作り。反対にLINNはすごく効率的。」と言っていましたが、ナルホドです。

なんとなくLP12のLINNとアルミボディのPIEGAだと逆のイメージでしたが。(どちらも自社生産、スイスメイド、スコットランドメイドというのは、段々珍しいことになりつつありますが)

長いことPIEGAが好きなのに、やはり百聞は一見にしかずだなあ!!

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